全国鉄道の列車番号体系を全面的に改革します

中国国家鉄路集団有限公司(中国鉄路)は、鉄道輸送の発展と市場需要により適切に対応するため、全国鉄道の列車番号(車次)編成の改革を開始しました。11月下旬と12月下旬の2回に分けて、現在使用されている列車番号の頭字母(アルファベット)と数字区分を全面的に見直し、利用可能な番号帯を拡大するとともに、新版「列車車次編排規定」を施行します。

番号体系の変更により、旅客や荷主の皆さまは列車番号を見るだけで、速度・サービス品質・機能などを直感的に把握できるようになり、鉄道輸送商品の体系がより分かりやすく、利便性の高いものへと進化します。なお、番号変更後も列車の運行区間や時刻は現行の運行図に基づいて運行されます。今後のダイヤ改正から新番号での運行図が作成されます。現在、規程改訂、信号ソフトや情報システムの更新、12306・95306の機能改善などが順調に進められています。

鉄道網の拡大と輸送需要の変化

近年、中国の鉄道網は急速に拡大し、列車本数も大幅に増加しています。新型車両や新技術の導入、需要構造の変化により、鉄道輸送は大きく様変わりしています。

  • 営業距離:2014年の11.2万km → 2025年には16.5万km(47.6%増)

  • 高速列車(時速300〜350km):1018編成 → 3149編成(209%増)

  • 旅客列車:日平均 4894本 → 11796本(141%増)

  • 貨物列車:日平均 18097本 → 23571本(30.2%増)

現行の番号体系では、繁忙期にG列車が番号帯の90%以上を占めるなど、番号資源の不足が顕著になっていました。

新番号体系の特徴

新版「列車車次編排規定」では、番号体系を全面的に見直し、利用可能な番号帯を大幅に拡充しています。

旅客列車の頭字母(アルファベット)体系

頭字母 読み 最高速度 意味・用途
X 新 350km以上 次世代高速列車
G 高 350km 復興号高速列車
T 特 300km 高速列車
K 快 200〜250km 中高速列車
D 動 200km以下 動力集中型
C 城 200km以下 城際鉄道
S 市郊 160km以下 都市圏列車
Z ズィー 160km 快速列車
N エヌ 140km 快速列車
V ヴィー 120km 普通列車(快速・普通・慢車を細分)
Y 游 普通 観光列車
旅客の皆さまは番号を見るだけで、速度・種類・運行範囲を把握できるようになります。

貨物列車の番号体系

貨物列車は大幅に整理され、旧「X」字頭は旅客用へ移行しました。貨物班列はすべて 「B」 に統一され、より分かりやすくなっています。

貨物列車は以下の5種類に分類されます。

  1. 中欧・中亜班列(国際コンテナ)

    • 快速:B2001–B2998(中欧)、B3001–B3998(中亜)

    • 普快:B8001–B8998(中欧)、B9001–B9998(中亜)

  2. 多式聯運班列(コンテナ一貫輸送)

    • 快速:B201–B998

    • 普快:B4001–B5998

  3. 城際班列(都市間輸送)

    • 特快:B1–B198

    • 快速:B1001–B1998

    • 普快:B6001–B7998

  4. 大宗直達貨物列車(石炭・穀物・化肥など)

    • 重載:71001–77998

    • 石炭:80001–84998

    • 石油:85001–85998

  5. 動車組快運(高速貨物)

    • DH1–DH998(250km以上)

    • DH1001–DH1998(250km以下)

路用列車(検測・保守・救援)

検測車・保守車・救援車などは5桁の数字で分類します。 動車組の検測列車は「DJ」+数字で表記します。

番号変更の実施時期

番号変更は2段階で実施します。

  • 第1段階(11月下旬) 普速旅客列車・観光列車・貨物列車など

  • 第2段階(12月下旬) 高速列車・動集列車・城際列車・市郊列車・動車組快運など

12306・95306では、新番号の列車を運行開始日基準で表示します。

改革の意義

  • 番号資源の拡大で将来の路線拡張に対応できます

  • 「番号を見れば列車の性格が分かる」体系になります

  • 鉄道ブランドの明確化につながります

  • 輸送効率とサービス品質が向上します

  • 国民の快適な移動と物流の円滑化に寄与します

利用者への案内

新番号に関する情報は以下で確認できます。

  • 12306・95306(Web/アプリ/公式SNS)

  • 各地鉄道局の発表

  • 駅の掲示・案内

番号変更期間中は、列車番号・発着駅・時刻を必ず確認し、誤乗を防ぐよう呼びかけています。

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感動の「日中友好・夢コンサート」

10月23日午後、恒例となった「日中友好・夢コンサート」が開催され、約80名の市民が参加しました。

冒頭、前田清・県連会長があいさつに立ち、来場への感謝を述べるとともに、「日中関係の難しい問題はひとまず脇に置き、今日は中国と日本の歌や演奏を存分に楽しんでほしい」と語りかけました。

■ 多彩な出演者と魅力あふれるステージ

今回の出演者は、歌と笛の演奏でおなじみの 劉偉さん、初出演となるマリンバ奏者 後藤ゆり子さん、そして津軽三味線とピアノ伴奏の 久保比呂誌さん の三名です。

オープニングは合奏による「情熱大陸」。力強く華やかな音色が会場を包み込み、続く劉偉さんのフルス演奏、後藤さんのマリンバ演奏には、会場がうっとりと聴き入っていました。

休憩をはさんだ後半では、久保さんの津軽三味線による民謡メドレーが披露され、その迫力と繊細さに感動の声が上がりました。後藤さんは自身の作曲も交えたマリンバ演奏で、柔らかく温かい音色を響かせました。

劉偉さんはモンゴル民謡やホーミーを披露し、深く伸びやかな声に会場が魅了されました。フィナーレでは「ウランバートルの夜」や日本歌謡メドレーが演奏され、最後はアンコールに応えて参加者全員で「故郷」を合唱。会場が一体となる、心温まるひとときとなりました。

■ 会場での展示・販売

会場では、劉偉さんのCD、内モンゴルのひざ掛けやショールなどの販売が行われたほか、「日中悠久の旅」カレンダーや各種ブックレットも並びました。 さらに、日中友好新聞の見本紙配布、中国百科検定試験の紹介、帰国二世支援署名の呼びかけなど、日中友好に関する多彩な取り組みも紹介されました。

■ 参加者の声

「大変良かった」「楽しい時間を過ごせた」「日中友好はとても大事だと感じた」など、温かい感想が多く寄せられました。 音楽を通じて心が通い合う、充実したコンサートとなりました。

中国旅の思い出(第13回)-雪と氷の中国東北紀行(前編)

春節の大移動を越えて ― 中国東北で味わった雪と氷の世界

スポーツは何でも好きで、冬になれば必ずスキーを楽しんでいました。 しかし中国に赴任してからは広州暮らし。 「中国にはスキー場なんてないだろう」と思い込み、スキーとは縁遠くなっていました。

ところが、2007年に吉林省長春で冬のアジア大会が開催されたことを知り、 「中国にも本格的なスキー場があるのか」と驚きました。 そこで2009年、春節の休みを利用して、黒龍江省の哈尔滨(ハルビン)から南へ約200km、 列車で3時間の場所にある亜布力(ヤブリ)へ向かうことにしました。

■ 春節の列車は“地獄の3時間”

春節の移動が大変なことは分かっていましたが、 「今しかチャンスはない」と思い切って旅立ちました。

しかし、哈尔滨から亜布力までの3時間は、まさに地獄でした。

荷物を抱えたまま、身動きできないほどの満員状態。 直立不動で息をするのも苦しいほど。 ただただ耐えるしかない3時間でした。

亜布力は2009年にユニバーシアード冬季大会が開催される予定で、 本格的なスキー場が整備されていました。 宿で朝食をとり、朝一番でスキー場へ。 貸しスキーを借り、久しぶりのスキーを思い切り楽しみました。

何年ぶりかのスキーだったため、 「一本でも多く滑ろう」と一日中頑張り続け、 宿に戻った頃には足がガタガタ。 翌日も滑る予定でしたが、とても無理だと判断し、 宿泊をキャンセルして翌朝哈尔滨へ戻ることにしました。

春節3日目だったため、帰りの列車は行きほどの混雑はなく、 中国東北地方の雪に覆われた集落をゆっくり眺めることができました。 哈尔滨に着くと、まず宿泊場所を探して予約しました。

■ ロシアの香り漂う街 ― 聖ソフィア大聖堂

哈尔滨の街を散策すると、まず目を引くのが 聖ソフィア大聖堂です。

緑色のドームに金色の十字架が輝く、ロシア正教会の聖堂。 日露戦争終結後の1907年、帝政ロシアの兵士の軍用教会として建てられました。 現在はハルビン建築芸術館として一般公開されています。

ステンドグラスは一切使われていませんが、 派手さのない重厚な趣があり、 ロシア文化が色濃く残る哈尔滨らしい建物でした。

公園には氷のモニュメントが並び、 昼間でも氷点下のため溶けることなく、 作られたままの姿で保存されています。 北国ならではの光景です。

■ 予定外の“ご褒美” ― ハルビン氷雪大世界へ

スキーを1日で切り上げたことで、1日の余裕が生まれました。 そこで今晩は、哈尔滨名物の氷雪大世界へ行くことにしました。

まさに「人間万事塞翁が馬」。 苦しい春節移動の末に、思いがけず素晴らし

い夜が待っていました。

次回は、その氷雪大世界の幻想的な夜をご紹介します。

今年も「三国志まつり」が開かれます

神戸市長田区では、漫画家・横山光輝の代表作である『鉄人28号』と『三国志』を軸に、地域の魅力発信やまちおこしが続けられています。街を歩けば、鉄人28号の巨大モニュメントが迎えてくれ、商店街には三国志ゆかりの武将たちのイラストやオブジェが点在し、訪れる人を楽しませてくれます。

長田区は、三国志の舞台である中国四川省・成都市武候区と姉妹都市提携を結び、文化交流を重ねてきました。武候祠(諸葛亮を祀る名所)を擁する地域とのつながりは、三国志ファンのみならず、市民にとっても誇りとなっています。

■ 第20回「三国志まつり」開催概要

節目となる第20回「三国志まつり」は、 11月7日(土)11時~17時 に開催されます。

会場は新長田商店街一帯。街全体が三国志一色に染まり、仮装パレード、ステージイベント、ワークショップなど、子どもから大人まで楽しめる企画が多数予定されています。

六軒道商店街でも特別ステージが準備されており、音楽やパフォーマンス、三国志にちなんだトークなど、にぎやかな催しが期待されています。秋の一日をゆっくり散策しながら楽しめるお祭りです。

 

 

 

■ 日中友好協会の特別ブース

日中友好協会は、昨年に続き今年も特別ブースを出展します。

  • 中国・武候博物館から提供されたお土産品の配布

  • 「中国悠久の旅」カレンダーの販売

  • 各種ブックレットの紹介・頒布

など、三国志ファンにも中国文化に関心のある方にも喜んでいただける内容を準備しています。

ブース運営をお手伝いできる方は、ぜひご協力ください。 多くの来場者と交流できる貴重な機会です。

「大好きだよ、私ちゃん」―「自愛」に目覚める中国の若者たち

いま中国の若者の間で、あるフレーズが大流行しています。 それが、 「愛你老己 明天見」(好きだよ私ちゃん、また明日)。

写真や短い動画、テキストでライフスタイルや商品のレビューを発信する人気アプリ「小紅書(RED)」では、このフレーズがハッシュタグ付きでトレンド入りし、30日間で閲覧数は6億近くに達したといいます。まさに爆発的な広がりです。

この言葉は、オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド」に登場するキャラクター・瑟提のセリフ 「愛你老媽 明天見」(好きだよお母さん、また明日) をもじったものだそうです。

受験に失敗したとき、仕事がうまくいかなかったとき、あるいは学校や職場で思うように成果が上がらず気持ちが沈んだとき――。 そんな鬱々とした感情のはけ口として、またストレス解消や自分への励ましとして、中国の若者たちはこのフレーズを発信しています。 横から見ているといじらしい気持ちにもなりますが、同時にどこか前向きで、聞くとほっとする温かさがあります。

「寝そべり族」から「自愛」へ

思い返せば、いまから5年ほど前、中国では「躺平族(寝そべり族)」という言葉がメディアを賑わせました。

過酷な社会的格差、受験戦争、職場での労働強化と昇進競争――。 こうした現実に疲弊した若者たちは、 「がんばっても無駄だ」 「どうせ報われない」 と労働や勉強、未来への意欲を手放し、世間や家族の期待に背を向けました。 メディアは彼らの姿勢を「消極的抵抗」と呼びました。

しかし、ただ寝そべっているだけでは精神的な限界が訪れます。 若者たちは次の段階へと移らざるを得なくなりました。

そしてたどり着いたのが、 「社会の既存のルールには従わないけれど、自分の人生を肯定して楽しむ」 という自己救済の境地です。

「他人に認められたい」から 「自分の本音を尊重し、自分に優しくする」へ。 その象徴が「愛你老己(私ちゃんを愛する)」だと中国メディアは指摘します。

“悦己消費”と“老己旅行”――自分を喜ばせる文化の広がり

自分を喜ばせるためにお金を使う“悦己消費”、 自分を癒すための“老己旅行”。 こうした「自分のための行動」が、中国のZ世代の間で大きなトレンドになっています。

社会の競争から距離を置きつつも、 自分の人生を肯定し、 自愛と精神的な癒しを追求する若者たち。

「欠点だらけで、大成功しているわけではないけれど、毎日頑張って生きている。そのありのままの自分(老己)が、一番愛おしい」 ――そんな思いを胸に、彼らは自分を励ますポジティブな“世界”をつくり始めています。

中国メディアは、これこそが若者たちの新しい精神文化だと伝えています。

日中不再戦碑建立記念のつどい(京都・嵐山)

2026年9月23日午前、秋の気配が深まりつつある京都・嵐山。渡月橋のほど近く、中之島公園の一角に静かに佇む「日中不再戦碑」前で、今年も建立記念のつどいが開かれました。 川面を渡る風が心地よく、観光客のざわめきから少し離れたこの場所には、約80名の参加者が集まり、穏やかな雰囲気の中で式典が始まりました。

■ 主催者あいさつ

開会にあたり、日中友好協会京都府連の宇野木会長があいさつを述べました。

会長はまず、この碑が建立された1968年当時の状況に触れました。中国では文化大革命のさなかで、日中交流は極めて難しい時期でした。そのような中、「平和友好の象徴となる碑を京都に建てたい」という思いが政財界、宗教者、市民の間で広がり、多くの協力によってこの碑が完成したことを紹介されました。

そして現在、再び日中関係が厳しい局面を迎えていることに触れ、「今こそ歴史を振り返り、平和について考える機会としたい」と語られました。参加者は深くうなずきながら、静かに耳を傾けていました。

■ 来賓の言葉

続いて来賓あいさつが行われました。

大阪総領事館の方偉副総領事は、穏やかな口調で「皆さんがこうして集い、平和の尊さをかみしめ、その思いを次の世代へ繋げていかれることを期待します」と述べられました。国境を越えた平和への願いが、会場に柔らかく広がっていくようでした。

さらに、記念碑の揮毫者である清水寺・大西良慶住職の孫にあたる大西牿久住職が登壇。宗教者としての視点から、平和への祈りと願いを語られました。祖父が揮毫した碑を前に語られる言葉には、時代を超えた重みが感じられました。

その後、日本ユーラシア協会、日本ベトナム友好協会、京都大学留学生学友会の代表が、それぞれの立場から平和と国際交流への思いを述べました。異なる国や文化を背景に持つ人々が同じ場で語り合う姿は、まさに「不再戦」の理念を体現しているようでした。

■ 昼食交流会

碑前での集いを終えた後、参加者は料理旅館「花のいえ」へ移動しました。 落ち着いた和の空間で、季節の料理をいただきながら懇談が進みました。初めて顔を合わせる人同士も、平和を願う気持ちを共有することで自然と会話が弾み、和やかな交流のひとときとなりました。

庭の緑を眺めながら語り合う参加者の姿は、嵐山の静かな風景と相まって、心温まる時間をつくり出していました。

■ おわりに

「日中不再戦碑建立記念のつどい」は、半世紀以上にわたり続けられてきた京都の大切な平和行事です。 歴史を振り返り、平和の意味を確かめ合うこの集いは、参加者一人ひとりの胸に静かな灯をともすような、そんな時間となりました。

中国旅の思い出(第12回)

華僑が故郷に残した“帰郷の城” ― 開平の碉楼

今回ご紹介する中国の特徴的な住宅は、 広東省中央南部・開平(カイピン)市に建つ碉楼(ディアオロウ)です。

広州から列車で2時間かからずに行け、 開平駅からはバスで各村落へ向かうことができます。 中国の伝統建築と西洋建築が融合した、非常に独特な住宅で、 私自身も訪れてみて強く心を惹かれた場所です。

■ 世界遺産に登録された“西洋風の中国建築”

碉楼は2007年に世界遺産に登録されました。 20世紀初めに建てられた鉄筋コンクリート製の住宅は、 当時としては非常に珍しく、貴重な建築だったことも登録理由の一つです。

開平周辺には、 5つの村落群に約1800棟もの碉楼が現存しています。

中国にありながら中国らしくない建物―― その理由は、広東省(特に江門市・開平市)に 多くの華僑(海外に渡った中国人)がいたことにあります。

海外で財を成した華僑たちは、 故郷に錦を飾るために碉楼を建てました。 しかし、ただ豪華な住宅というだけではありません。

開平は低湿地帯で水害が多く、 さらに盗賊の襲来も頻繁だったため、 碉楼は望楼や銃眼を備えた頑丈な高層建築(3〜6階建て)として造られました。 華僑の富と、故郷を守るための知恵が融合した建物なのです。

■ 世界遺産登録直後の“素朴な村”

私が訪れたのは世界遺産登録から間もない頃。 そのためか、ほとんど土産物屋がなく、 世界遺産にしては珍しく静かな雰囲気でした。

一般に世界遺産の観光地は土産物屋であふれていますが、 ここは何もない分、少し寂しくもあり、 逆に素朴さが際立っていました。 (今ではきっと多くの店が並んでいるかもしれません)

もう一つ印象的だったのは、 ほとんど人が住んでいなかったことです。

華僑が故郷に建てた碉楼ですが、 文化大革命の時期に多くの人が再び海外へ渡り、 戻れなくなったため、空き家となった建物が多いと聞きました。

■ 田園に佇む碉楼 ― どこか懐かしい風景

どの村落を訪れても、 田園の中にポツンと立つ碉楼はどれも雰囲気があり、 散策していてとても気持ちが良かったです。

中国の中でありながら、 どこか異国のような、しかし懐かしさも感じる風景。 華僑の歴史、故郷への思い、時代の流れ―― さまざまな物語が建物に刻まれているようでした。

中国の旅の中でも、 “ちょっと違う一面”を見られた場所として、 開平の碉楼は強く印象に残っています。

秋の午後にひらく「漢詩を読む会」

静かに深まる秋の気配のなか、心を落ち着けて漢詩の世界を味わうひとときをご一緒しませんか。 日中友好協会兵庫県連合会では、毎回ご好評をいただいている「漢詩を読む会」を下記の通り開催いたします。

今回は、唐代の大詩人 李白 の名作「静夜詩」を取り上げます。 月明かりに照らされた静かな夜、ふと故郷を思うあの名場面。 短い詩でありながら、誰の心にもそっと寄り添うような情感が漂います。

📅 日時

10月24日(土) 14:00〜16:00

📍 会場

日中友好協会 兵庫県連合会教室

🎓 講師

丹羽博之(にわ ひろゆき)先生/大手前大学教授 中国文学の専門家として長年ご活躍され、丁寧でわかりやすい解説に定評のある先生です。 漢詩が初めての方でも安心して参加いただけます。

📖 今回のテーマ

李白「静夜詩」 月光、静寂、望郷―― 李白が生涯を通じて抱いた「旅する者の心」を、詩の背景とともに読み解きます。

💴 参加費

1,000円

🏢 主催

日中友好協会 兵庫県連合会

皆で学ぶ「中国近現代史学習会」

日中友好協会兵庫県連では、毎月「中国近現代史学習会」を開いています。 中国が近代から現代へと歩んできた道のりを、ゆっくりとたどりながら学ぶ勉強会です。

9月19日に予定していた学習会は、参加予定者のご都合がつかず、残念ながら開催できませんでした。 しかし、学びの歩みは止めません。今後は新しいテキストを導入し、内容をさらに深めながら続けていく予定です。

📚 新しいテキストで再スタート

この9月に出版された (新版)中公新書『中国近現代史』 を、今後の学習会のメインテキストとして使用します。 これまで長く活用してきた東京大学出版会の『中国近現代史』は、引き続き参考資料として参照しながら、より立体的に歴史を理解できるよう進めていきます。

新旧のテキストを併用することで、視点の違いや解釈の広がりも感じられ、学習会としても一段深い内容になるはずです。

📅 次回のご案内

次回の学習会は、下記の日程で開催を予定しています。 秋の午後、静かな教室で歴史を読み解くひとときをご一緒しませんか。

日時

10月31日(土) 14:00〜16:00

会場

日中友好協会 兵庫県連合会 教室

講師

前田清・兵庫県連合会会長

テーマ

毛沢東と蒋介石

参加費

500円

 

歴史に詳しくない方でも、気軽に参加できる雰囲気の学習会です。 「中国の近現代史を少し知ってみたい」「ニュースの背景を理解したい」――そんな気持ちがあれば十分です。 皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

中国茶を楽しむ午後のひととき

― 日本中国友好協会 西宮支部 ―

9月13日の午後、西宮支部では恒例となった「中国茶を楽しむ会」が開かれました。 この日は8名が参加し、会議室にはゆったりとした空気が流れ、湯気とともに立ちのぼるお茶の香りが心地よく広がっていました。

講師はおなじみの宋敏(ソン・ミン)さん。 今回は3種類の中国茶を用意し、それぞれの産地・効能・副作用について、丁寧にまとめた資料を配りながら説明してくださいました。 参加者の皆さんは、茶杯を手にしながらうなずいたり、香りを確かめたりと、まるで小さな旅をしているような表情です。

🔶 1. 大紅袍(だいこうほう)

最初に味わったのは、歴代皇帝にも献上されたという名茶、大紅袍(ウーロン茶の一種)。 「貢茶」と呼ばれるほどの高貴なお茶で、宋さんの説明によると、癌抑制や老化防止の効果が期待されるとのこと。 参加者からは「なるほど」と感心する声が上がり、薄めに淹れた大紅袍の不思議な深みのある味わいに、皆さんが静かに舌鼓を打っていました。

🌼 2. 福建省産ジャスミン茶

続いては、爽やかな香りが魅力のジャスミン茶。 福建省の省花にもなっているだけあって、ふわりと広がる香りはどこか華やかで、気持ちがすっと軽くなるようです。 「すっきりして飲みやすいですね」との声が多く、会場の雰囲気も一段と明るくなりました。

🌿 3. プアール茶

最後は、独特の風味が特徴のプアール茶。 漢方薬のような深い香りがありながら、飲み進めるほどにクセになる味わいで、「これもまた良いですね」と参加者の表情がほころびます。 体を温める効果があることも紹介され、秋の訪れを感じるこの時期にぴったりのお茶でした。

🤝 初参加の方も加わり、賑やかな交流に

今回は初めて参加された方もおられ、休憩時間にはお茶の話題だけでなく、旅行や中国文化の話など、あちこちで笑い声が聞こえる和やかな雰囲気に。 会の趣旨をお伝えしながらお誘いすると、 「入会します」 と嬉しい返事をいただき、支部にとっても心温まるひとときとなりました。

📅 次回の予定

次回の「中国茶を楽しむ会」は 10月25日(日) に開催予定です。 秋の深まりとともに、また新しい香りと出会える時間になりそうです。